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十念寺 (奈良市) : ミニ英和和英辞書
十念寺 (奈良市)[じゅうねんじ]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [とお]
  1. (num) 10 2. ten 
: [ねん]
 【名詞】 1. sense 2. idea 3. thought 4. feeling 5. desire 6. concern 7. attention 8. care 
: [てら]
 【名詞】 1. temple 
: [りょう]
 【名詞】 1. good 
: [し]
  1. (n-suf) city 

十念寺 (奈良市) : ウィキペディア日本語版
十念寺 (奈良市)[じゅうねんじ]

十念寺(じゅうねんじ)は、奈良県奈良市にある浄土宗仏教寺院山号は忍性山、正式名称は忍性山愛染院金毘羅十念寺〔小林 (1964) p.54〕。花園天皇勅願所。本尊は阿弥陀如来である。
== 歴史 ==
正応年間(1288年 - 1292年)に忍性が創建した。当初は大安寺の南に位置する八条村に建てられたと伝わる〔小林 (1964) p.55〕〔平凡社 (1997) p.443〕。元は真言宗で、嘉元2年(1304年)に浄土宗に改宗した。天正年間に現在の場所に移った。境内に本堂・愛染堂・地蔵堂・金毘羅堂、忍性の供養塔、複数の古井戸がある〔〔小林 (1964) pp.53-54.〕。愛染堂の明王像は湛康の作とされる〔〔小林 (1964) p.53〕。享保年間の火災で本堂・愛染堂が焼失したとされ、現在の本堂は享保14年に再建されたものである〔。十念寺の地蔵は顔を白く塗られ眉・目・鼻・唇が鮮やかに描かれたものであり、くさ地蔵・おしろい地蔵・一言地蔵などと呼ばれる〔小林 (1964) p.58〕。この地蔵にはらいを治すという言い伝えがあり、願いが叶った者はお礼におしろいを納めたという〔。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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